特別養護老人ホームで働いてみた!!

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医療保険でのリハビリはある程度経験できたし、介護保険はどうなってるんだろうと気になり、縁があって特別養護老人ホームに転職をしました。

特別養護老人ホームってどんなところ?

施設基準上は理学療法士として配属させるのではなく、機能訓練指導員として配属になります。

機能訓練指導員は、他の国家資格でも可能となっていて、理学療法士が就職するところは当時はほとんどありませんでした。利用者さんに選ばれる施設になるための1つの商品として理学療法士という資格が使われていました。

機能訓練指導員の人員基準は100対1となっていましたので、入居者100名に対して機能訓練指導員は1名いればいいということになります。

加算としては個別機能訓練加算があり1日14単位だったと思います。

概ね3か月毎に身体機能の評価をしてその方に合った運動のプログラムを考えるという感じですかね。

直接やっても、他の介護士さんなどの職員が行ってもいいことになっています。個別機能訓練という言葉ですが、個別(マンツーマン)みたいに考えられやすいですが、個別(その方に合わせた)機能訓練であり、生活リハビリとも言われています。

医療保険では、マンツーマンで直接的な関わりしかしていなかったので慣れることはありませんでした。

 

多床室と言われるものがほとんどでしたが、私の行ったところはユニットケアと呼ばれているところでした。個人個人に部屋があり、食事もお風呂も個人個人でとりたいときにとれる。プライバシーが守られ、それぞれの生活リズムが保たれるというものでした。なかなか、すべてを個人個人に合わせることは難しかったですが、、、

 

多床室とは、1部屋に4人など集団生活になります。みんな同時に起きてきてご飯を食べて、お風呂に入りと決められた時間で動かなければいけない。個人のリズムではなく施設のリズムが中心になってしまうと聞いています。

 

特別養護老人ホームで何してたの?

基本的には書類に追われていました。評価をして計画書を作ってご家族に説明・同意をもらわなければいけないので不備がないことを確認してアポをとり説明をするの流れです。

その他には、介護士さんに移乗動作(トランスファー)や基本動作介助の指導をしたり、勉強会をしたりと指導が多かったです。

委員会などでも、専門職としてアドバイスを求められることも多く、ポジショニングやシーティングなど自分も学ぶことが多かったです。

ここまでは、理学療法士って感じがすると思います。

それ以外にも、マンパワーが足りないことが多い介護現場です。入浴介助や食事介助など介護業務も行いました。

ショートステイも受け入れていたので、送迎にも駆り出されたりと本当に出来ることはすべてやるような感じでした。

 

本当にいろいろなことを求められる環境にありましたので、書類関係を簡素化しよう考えていました。入力する時間を少なくするなどシステム作りを考えて、Excelの関数などを調べたりし始めたのがここで勤務してからです。作るまでは本当に大変ですが作ってしまえば時間の短縮になるとても便利なものでした。機会があればどんなものを作ったのか紹介できればと思います。

 

休みや勤務時間は?

 

休みは週休2日、時間は9時~18時でした。施設で生活をされているので、年末年始も祝日も関係なく働いていました。また計画書のことがありますので、祝日などの一般的に休みの日に勤務することでご家族と会いやすいということもあり、出勤することが多かったです。

特別養護老人ホームで働いてみてどうだった?

医療保険とは全く違う環境で働くことはとても勉強になることが多くありました。最初は理学療法士って何する人なのか理解されていない状態から始まりましたので、理解してもらうことから始めました。

私がですが、床擦れ(褥瘡)の勉強をしていなかったので働きはじめてから勉強する機会ももらえました。移乗動作なども、人に教える、分かりやすい言葉で伝えるなど考えさせられることが多くありました。

誰もができる、誰でも理解できるように説明をすると言うことを常に考えながら業務をしていました。病院にいるとある程度、専門用語を使っていても理解してもらえていたので正直そんなに考えていませんでした。

システムも整備されていないし電子カルテなんてものもありませんので、自分で作っていくしかありませんでした。システムを作る難しさ、これも誰でも使えるようにするというのは難しいことですね。

環境が変われば、本当に考え方が変わるというのはこういうことなんだなと思いました。

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