出産前後、妊娠中におこる手の痛み(ドゲルバン病)

【この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。】

今まで転職や起業の話ばかりしていましたが、少し現場での話を書いていきたいと思います。

妊娠による、ホルモンバランスの変化により手や手首の痛みが出る方がいらっしゃるようです。

ドゲルバン病と言われるものがほとんどのようです。ホルモンバランスの変化によるものなので、根本的な解決は難しい様ですがそれでもリハビリ、コンディショニングにより痛みを少なくできることがあるようです。

 

目次

ドゲルバン病ってなに?

手首の親指側にある腱鞘と言われるトンネルの様なものがあり、その中を通る腱に炎症が起こっている状態と言われています。また腱鞘と言われるトンネルを腱が通る際にスムーズさがなくなり、ひっかかりが出たりします。手首の親指側が腫れたり、親指を動かしたときに痛みが出たりします。ひどくなると手首を動かすことでも痛みが出たり、字を書くこともできないほど痛みが出てしまうそうです。

 

私の根本的な考え方として

ホルモンのバランスにより痛みが起こされているとしても、子供が大きくなり、お腹が大きくなっていくことによる姿勢の変化や生活動作の変化があり、筋や腱などの動きの変化が伴って来ます。

そのため、痛みが起きる方、起きない方がいらっしゃるのではないかと思います。

痛みの出ている場所だけをコンディショニングするだけでは、痛みを少なくすることは難しいと考えています。痛みの原因はその場所だけでなくそのほかの場所にも原因があると考えています。

何をするの?

姿勢の変化、動作の変化と考えるのであれば、その姿勢、動作を痛みの出にくいものに変えていくことで痛みを少なくすることが可能ではないかと考えられます。

妊娠中の姿勢の変化を元に戻すことはとても難しいと思いますので、動作を変えていくことになると思います。

動作を変えていくといっても、根本の姿勢を変えることが難しいため根本的な解決が難しいのでないかと思われます。

どうやったら、痛みを少なくできるの?

短母指伸筋と長母指外転筋が腱鞘を通過するときのスムーズさを確保できれば、痛みが少なくなるのではと考えています。

スムーズさを確保するためには、痛みによる無駄な力を少なくすることが必要だと考えています。

病院での治療では、安静となっているようです。なので、親指を無理に動かす様なことはしないです。

炎症が起きているところを無理に動かすことでより炎症を強くしてしまう可能性がありますので、無理なストレッチなどはお勧めできません。

ポイント
①腱鞘と腱のひっかかりをとるということが大切
②痛い場所以外からの痛みの原因を探す

 

授乳や育児のため、痛みが出ていても仕方がないと言われている様です。痛い中授乳や育児をしていくことは本当に大変なことだと思います。安静にしたくてもできない。痛くて動きたくないという悪循環が生まれてしまいます。

 

詳しく聞いてみたいという方は問い合わせていただければと思います。

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