教育の体系化を考えてみる!!!

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少し考えていることがありますので書いていきたいと思います。

理学療法士というか、リハビリの職種って研修とか勉強会って自分で行きたいものにいく。休みの日を使っていくことがほとんどだと思います。

実際には、結婚もして子育てもしてなど、家族ができたりしていくことで休みの日を研修会や勉強会にだけ使っていくことができない。そんなことずっと続けていけないものわかってきたのですが、、、

そこで、組織の中で教育の体系化ができたらみんなが幸せな方向に向かえるのではないかと思い考えています。

目次

教育の体系化ってそもそもなに???

技術・知識ってやっている人はやっているしやっていない人は本当にやっていません。そんな状態では個人の差が大きくなってきてしまい、組織としてサービスの提供にむらが出てしまいます。

そのむらをなくすために、教育を行っていきましょうということです。

最終的な目標があり、その目標に近づくために何をして、どんな知識をつけていけばいいのかなどをリスト化しチェックを行うという感じですかね。

最終的な目標って???

これはとても難しいと思います。完璧な人はいないですから。。。

会社の中でできることとしては、最低限のレベル設定をまず行うことから始めるべきだと思います。

最低限ってどんなところ???

最低限の基準も曖昧ですが、本当に難しいですよね。何かの手技を習う前に最低限押さえておいてもらいたい知識を整理して学習してもらうことですかね。

専門職としての最低限って考えると、解剖・生理・運動学なのかなって思うのです。

専門職の前に、社会人なので社会人としての最低限ということも考えなければいけないと思いますが。。。

組織人としての最低限

病院や施設などで働いていると、一般サラリーマンとはまた違う環境になります。メールの出し方ひとつをとってもルールがあります。また名刺交換であったり社会のルールというものから少し離れた位置にいるのが医療職なのではないかとも思います。

企画書なども書いたことはありませんでしたというよりも、書く機会が本当にありませんでした。

利用者・患者情報のシステム化も考えたことがありましたが、エクセルやワードの使い方も私だけかもしれませんが、常に使っている方に比べればレベルが違います。

組織人として最低限できることというよりは、社会人としてのルールというところも教育の体系化に組み入れるべきなのかなとも思います。

・電話対応のルール

・名刺交換のルール

・接遇

・メールの出し方

・企画書の書き方

・エクセル、ワードの基本操作 等

リハビリ専門職としての最低限

最低限というのは、国家試験に受かっているのだから気にしなくていいのではないかという考え方もできます。

またそこの基礎的な部分まで含めると本当に膨大な量になり、チェックする側の労力が半端じゃないことになってしまいます。

私が考える、教育の体系化というのは、サービス提供の格差を少なくすることが本当の目的にあると思っています。

基礎的な部分というのは、臨床経験が長くなるにつれて忘れてしまう部分も多くあります。その分野で働いていなければ本当に使うことが少なくなりどうしても忘れてしまいます。そして違う知識をより多く吸収していることがほとんどだと思います。

その組織での業務を整理し、必要な基礎知識というものをしっかりと洗い出すことから最低限が導き出せると考えられます。

私の考える教育の体系化

組織の一員になった際にその人の知識・技術というのははっきり言ってわからないと思います。

うちの組織で考えられる、基礎知識の各項目のどこの部分に強み、弱みがあるのかをしっかりと把握するために行うものであると考えられます。

弱みがあるのであれば、補うこと、学習することが必要だし、

強みであれば、他職員に教えることなど強みを生かすことができます。

またクライアントが来た際に、強み・弱みが把握できていることで、マッチングが行えるようになり、顧客満足度が向上すると考えられます。

すべてを行おうとすると本当にとてつもない量の作業を行わなければいけません。

また大きな組織であれば、社会的ルールという部分は少し後回しにしても業務自体に影響は少ないので考えなくてもよいかもしれませんが、小さな組織ですので、すべてのことをしっかりとできるような教育を行っていかなければいけません。

おわりに

いままで正直、教育などは各個人で好きなものに好きなだけ行きなさい(自分のお金と自分の時間を使って)と思っていました。

自分自身の環境が変わり、自分のお金と時間を使って好きなように行けなくなると教育というものを考えるようになりました。

組織の中で、しっかりと教育をしていくことで、必要以上に外の研修会に参加する必要がなくなり、休みやお金をもっと自分や家族のために使えるようにできると考えたからです。

なにか資格がほしい、もっと専門的な知識(手技)を学びたいのであればそこからは各自の時間とお金を使って学べばいいと思います。そこまでの道を示していくことが組織として大切なことなのではないかと思いました。

これが作り上げられれば、自分自身の勉強にもなりますし、ブログでまた報告もできます。

ブログでいろいろな人に知識や技術を発信できるようになれればいいなと思っています。

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