勉強会に行かなくなった理学療法士が行ってみたいと思う研修会

経験年数が10年を超え、昔ほど研修会や勉強会に参加しなくなりました。そんな中でも、どんな研修会や勉強会があるのかはチェックしています。行かないならチェックもしなくていいじゃんと思うのですが、年に数回はいまだに参加していますので、本当に興味を持てるものを探すために調べたりしています。
最近気になった研修会、勉強会を紹介していきたいと思います。
Animal Flow(アニマルフロー)
結構前から存在しているようですが、私が知ったのは1年ほど前です。
日本では、そんなに行われているところが少ないようですが、海外では人気のあるワークアウトのようです。
野生の動物の動き・動作を取り入れた自重トレーニングになるようです。
柔軟性や協調性に重点を置いている印象を受けました。
いろいろ調べていくと、カポエイラやヨガ、ブレイクダンスなどのさまざまなムーブメントを取り入れて動物の動きの真似をするプログラムのようです。
受講したことがないので、詳しくはわかりません。受講したらまた詳しく書いていきたいと思います。
動画を見つけましたので紹介しておきたいと思います。
動きがキレキレです。ここまできれいに出来たらかっこいいですよね。
なんで、徒手療法とかじゃないの?
理学療法士という仕事をしている中で、対集団というものをほとんどしてきませんでした。その結果、研修会や勉強会では、触診や徒手療法がほとんどになってしまいます。
理学療法というものを行う仕事ではあるものの運動療法というよりは、徒手療法が中心になってしまいます。
マンツーマンでのリハビリ、徒手療法・運動療法の経験は本当に多く積むことができました。
ですが、集団指導の経験というものは医療保険下にいるとほとんど行うこともなく個別での対応のみになりやすいのです。
そうなると別にアニマルフローじゃなくてもいいじゃんってことになってしまうのですが、、、
なぜ、アニマルフローを受講したいのか?
ヨガやピラティスの指導資格を持っている理学療法士は本当に多く存在しているみたいです。今からその資格を目指していくのではなく、まだ日本にそこまでは知られていないメソッドを勉強してみたいと思っています。
また、動物の動きとなると基本的には四足歩行の動きになるのではないかと考えていて体幹の動きの促通や体幹と四肢の協調性を向上できる手段を多く持ちたいと思っています。協調性を向上できることでスポーツ関係に活かせるのではないか、また障がいを負った方へのリハビリへの応用に使えるのではないかと思っています。
他にも子供の運動機能発達にも活かせる、動物の動きという発想が子供にとって面白い動きに見え興味をひきやすいのではないか、楽しみながら機能の向上が目指せると勝手に思っています。
終わりに
医療・介護保険下で仕事をずっとしてきて、怪我をした方、病気を患われた方へのリハビリを中心になっていました。怪我をする前、病気をする前に予防ができたら本当にいいなって思うようになっています。予防事業を行うにしても、マンツーマンではコストがかかりすぎてしまうためやってみようと思う方が少なくなってしまい本当に予防を広げていくことができない、集団で行うことでコストを少なくすることができるし、コミュニティを作っていけることが最大のメリットではないかと思います。
一人一人のコストは少なくなり、コミュニティを作ることで運動の継続につながると考えられるため、集団指導の技術を学びたいと考えました。私だけかもしれませんが理学療法士が苦手とする部分ではないかと思っています。知識はあるのに、指導ができない。そんなもったいないことはないと思います。
私ができるようになることで、少しでも職域が広がり、健康寿命が延ばすことができればそんなにいいことはないでしょう。
しっかりと勉強していきたいと思います。
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