むやみに勉強会に行かなくなった理学療法士がアニマルフローを始めて

【この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。】

約1年前にアニマルフロー(Animal flow)レベル1のインストラクターとなりました。
それまでは、自分でボディワークをやるなんて思ってもいませんでした。
ヨガやピラティスに興味はあったものの、やっている理学療法士が本当に多いと思い、今からやっても有名になれる確率はかなり低いと思い手を出していませんでした。

毎日練習はできていませんが、考え方の変化や身体の変化を少し書いていきたいと思います。

レベル1とレベル2の違いは?

まずアニマルフロー(Animal flow)自体が結構高負荷の運動だと思っています。
レベル1では、動きの切り替えを行う際に基本的に3点は地面と接している動きが基本となります。アンダースイッチ、スコーピオンスイッチなど2点で支えるものも実際はありますが、、、
レベル2になると、2点で支えて動きの切り替えを行うものが出てきます。またレベル1ではなかった斜めの動きが出てきたり、エイプからの動きの組み合わせ(フロー)だったりとより高負荷の運動が出てきます。

研修会で一番感じたこととしては、タックバランスといわれる、両手で身体を支える動きがメインになっているということです。

タックバランス

逆立ちのような姿勢でバランスをとるものになります。その際、足は折りたたんでいますのでよりバランスをとるのが難しいものになります。
私自身練習が足りないので、しっかりと姿勢をキープすることができませんが、マスタートレーナーの方や練習をしっかりと行っている方たちは本当にきれいに姿勢をキープしています。

動物の種類は?

レベル1では、ビースト、クラブ、エイプの3種類でした。
レベル2になると、ベア、レパード、クロコダイルの3種類が追加されました。

どこまで細かく書いていいのかわからないので種類だけにさせてもらいます。
自分の練習のためにもInstagramの方で、動きを投稿していきたいと思っております。

実際に体験することはできないの?

私自身は、東京都・神奈川県で行っております。現在は定期的にレッスンを行っているわけではありません。今後、定期的なレッスンを行いたいと思っておりますので、スタジオと交渉をしているところです。

実際にアニマルフロー(animal flow)をしてみてどう?

アニマルフローをやっていて実感するのは、動きの質が良くなっているのではないかと思っています。動きのしなやかさ、いろいろな動きをつないでいくため無駄な動きはしないようになっていきます。
筋力に関しては、身体を支えられるようになることがまずの目的になってくると思いますのでマシントレーニングで鍛えたような身体にはなっていません。
バランスとコーディネーションがよくなっていくと思います。

考え方の変化は?

受講の動機としては、なにかボディワークで武器が欲しいというのが受講のきっかけでした。ヨガ・ピラティス・ジャイロなどいろいろありますが、すでに多くの理学療法士が行っていることから敬遠していました。また、マニュアルセラピーといわれる研修会には数多くいっていたので、触らないで不調を改善することができるようになりたいという思いもありました。某マニュアルセラピーでは、マニュアルコンタクトが依存を作ってしまうという考え方があり極力触らないで施術を行っていくという考えでした。クライアント教育というくくりになっていました。

今となっては、誰かがやっているからとかじゃなくもっと早くボディワークを習い始めればよかったと思っています。どんな研修会でもマイナスになることはありませんし、引き出しが増えることでホームエクササイズの幅が広がりますし、クライアントが自分で運動をしてケアをしていくことにつなげられたと思います。

理学療法士として考えてみる

病気やケガのあとリハビリをしている立場としては、なかなか高負荷のため現場で使うことへの抵抗はまだあります。そのままの形で使うことは難しいと考えています。
ビースト、エイプ、クラブなどの姿勢をとるだけでも筋収縮は起こりますし、姿勢保持をする上では大切な動きになると思います。クライアントさんの身体の状態を考慮して動きを選択していくことが大切になると思います。その点では理学療法士としての知識は役にたつと思います。
健康のために行う動きとしてはとても良いと思います。ボディイメージがしっかりとしていないと動きの質は向上していかないと思いますので、転倒予防、傷病予防という意味では理にかなった運動だと思っています。ピラティスやヨガもいい運動だと思います。
クライアントさんがどの程度の負荷量を望むのか、ゆっくりとストレッチをしたいのか、汗をかきながら運動をしたいのかなど希望によって種目を変えていくことが大切だと思います。
どのボディワークにしても一長一短があると思いますので、自分にあったボディワークを継続していくことが大切になるのではないでしょうか?

今回、レベル2のインストラクターを目指していますが、身体が思うようについていかないため、取得はいつになるかわかりません。インストラクターを取得したら、他のボディワークも勉強してみようと思っています。健康になるのであれば、どんな方法でも構わないと思います。運動を継続して行えるように提供していくことが一番ですからね。

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