落ちこぼれ学生でも合格できた理学療法士国家試験について

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落ちこぼれ学生でも合格できた理学療法士国家試験について

もう10年以上前の話になってしまいますので、あまり参考にはならないかもしれないですが、少し書いていきたいと思います。

国家試験問題が5択問題から、間違っているものを2つ選べなど、2つを選ぶものが出始めた頃の試験になります。

国家試験の勉強を本格的に始めた時期

国家試験の模試を行ったのが、国家試験の約3か月前でした。その時に、このままでは本当に合格できないと自覚して勉強を始めました。
それまでは、学校の授業で過去問をまとめたり解説を作成したりと少しは勉強をしていましたが、課題を何とかするぐらいの気持ちでしかなかったので授業前日になんとかやるみたいな状態でした。
学校での成績も特によかったわけではありません。なんとか追試にならないように頑張って試験を乗り越えていたぐらいです。

勉強のタイムスケジュールは?

9時      学校に到着
9時過ぎ    勉強開始 基本的に解剖学・運動学・生理学をやっていました。
12時30分過ぎ 学食にお昼を食べに行っていました。その時に友達とわからないことや疑問に思ったことを話したりしていました。
13時30分~14時頃から 勉強開始
16時過ぎ 一度勉強を中断し、夜ご飯の買い物などをしに行く
17時過ぎ 帰宅
18時   夜ご飯を食べる。日によっては友達とご飯を食べる。そのまま一緒に勉強をする
20時   勉強開始

24時   就寝

1月あたりからは本当に勉強中心の生活をしていました。一人で勉強していると不安になることがありましたので、同じ一人暮らしをしている友達と一緒に勉強をしたりしていました。毎日同じような時間で動いていたため、一緒に勉強をしてそのまま泊まっていったり泊めてもらったりしていました。一人暮らしをしていたのでこのような生活ができましたが、実家暮らしだとこの生活はできないかもしれません。
国家試験に向けて、日に日に不安が募っていくので友達の支えはとても力になりました。

ほとんど夢を覚えていない私ですが、その当時は夢の中でも勉強をしている状態でした。勉強をしている夢を見るなど、もう二度としたくないと思っています。人生の中で一番座学をした時期になります。

何を使って勉強していたのか

その当時は、参考書・教科書が少し出始めてたぐらいの時期になります。
基本的には過去問を解いていれば何とかなる時代でしたので、過去問を中心に勉強をしていました。
参考書として使っていたものはブルーノート・イエローノートになります。

重点を置いていた科目は?

解剖学・生理学・運動学を中心に勉強をしていました。記憶でしかないですが、3教科で約5割の出題と言われていました。少なくても4割程度はとりたいと必死に勉強していました。

勉強をしなかった科目は?

出題確立の低い教科は勉強しなかったというか、勉強する時間がなかったというのが正しいと思います。一番記憶しているのは小児・発達などは勉強するのをあきらめてしまいました。
・学校での国家試験対策は?
私は某学校の2期生になるので、しっかりと国家試験対策があったかといわれるとそんなことはありませんでした。卒業試験という名の、過去問をしたりと学生の自主性に任せた感じの国家試験対策になっていました。

試験本番の前はなにをしていたの?

過去10年分の過去問を解いていました。その中でも何回かやって間違えたものだけをホテルに持っていきました。参考書なども考えましたが、必要最低限の荷物しか持っていきませんでした。不安が強くなるだけだと思っていましたので、最後は自信が少しでもつくように過去問を解いていました。

年々難しくなっている国家試験ですので、その時は合格できたかもしれないけど、今はそんな勉強方法じゃ合格できないよと言われてしまうかもしれません。
しかし、その当時は私も必死でした。就職先も決まっていましたし、不合格は自分だけの問題ではなくなっていましたので。就職先や家族もそうですし、学校の先生にも迷惑をかけてしまいます。できる限り迷惑をかけないように、自分もつらい思いをしないようにできる限り勉強をしていました。

試験後の自己採点

試験が終わり、一度試験のことは忘れて友達とご飯を食べたりとこの何か月の頑張りのご褒美として楽しみました。
家に着いてから自己採点をしました。本当に絶望でしかありませんでした。
合格ラインと言われているギリギリの点数しか取れていなかったのです。
周りの友達はかなりの高得点をとれている人もいれば、合格ラインの点数も取れていない友達など様々でした。
結果は結果ですので、受け入れるしかありませんでした。

一人暮らしも終了となり、一度実家に戻るための荷造りなど国家試験が終わってからもやることはたくさんありました。結果は気になりますが、引っ越しや卒業式・卒業旅行など本当にその時にできることを楽しみました。

私の時の合格発表は就職後になりますので、働き始めてから合否が決まるという感じでした。

就職先では、大丈夫でしょというような雰囲気でした。発表が近づくにつれて不安しかありませんでした。

インターネットでの合格発表でしたので、仕事の昼休みに確認をして無事に合格し、申請にいったという記憶になります。

国家試験を経験して

あの当時は勉強だけをすることが許される環境でしたが、今では仕事もあり勉強だけをすることが許されない環境になります。その中でも勉強をして新しいスキルだったり、新しい資格だったりを目指しています。
あれだけ勉強をすることができたのだからできるだろうという自信にはつながっています。
無駄な経験はないと思いますので、その時に一生懸命できるかどうかがその後の人生を変えてくるのではないかと思っています。
先を見据えて動くことも大切だと思いますが、その時も一生懸命動いていないと、その先に何かチャンスが来ても動けないで過ぎてしまいます。
その時を確実につかむために、日々努力が必要なんだと思います。

 

 

当時使っていたもの

調べてみると当時とはかなり変わっていました。ブルーノート・イエローノートはあったけど、今ほどまとまっていませんでした。それに失礼かもしれないですが、誤字脱字がめちゃくちゃありました。本当に勉強はしやすい環境になっているのだなと感じました。

最終的に最後までやっていたのは、パソコンで過去問をひたすら解いていました。

懐かしいな。。。もうやりたくないけど。。。

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